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マニー・パッキャオvsティモシー・ブラッドリー感想
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テレビ放送されるボクシングの試合はほぼ見ていたのだが、中々パソコンに向かう気にならず、本当に久しぶりの更新になってしまった。

パッキャオがとうとう敗れてしまった。
僕の印象では、小差だが明白なパッキャオの勝利に思えた。
ラウンド毎に採点していた訳ではないので、あくまでも印象に過ぎないのだが・・・。

しかし、敗北という結果以上に、パッキャオの衰え(?)が悲しかった。
ブラッドリーは速かったし、中盤の苦境からよく回復して終盤をコントロールしたが、もしメイウェザーと戦ったなら、完封と言っていいくらいの大差あるいはストップで敗れてしまうレベルのボクサーだと僕には思えた。
そんなブラッドリーを相手に、終盤のいくつかのラウンドで明白にポイントを奪われてしまったパッキャオを見るのは悲しかった。
昨日のパッキャオの出来では、パッキャオvsメイウェザーが実現しても勝負にならないのではないだろうか。

僕は2010年のパッキャオvsマルガリート戦の後、こんな感想を書いていた。
パッキャオを苦しめるとしたら、マルガリートのような大きな体格の選手ではなく、下の階級から上がってきてパッキャオのスピードを苦にしない選手かも知れない。

ブラッドリーは正にこの条件に当てはまる選手だが、それでも試合前はパッキャオの圧勝だと予想していたし、パッキャオの衰え(?)がなければ、あそこまでパッキャオを苦戦させることはできなかっただろう。

「衰え」という言葉を使ったが、パッキャオは本当に衰えたのか?
ここ2戦のパッキャオの出来はよくなかった。
だがそれは年齢から来る衰えのせいなのか、あるいは多忙やモチベーションの低下による練習不足・調整失敗のせいなのか?
後者であって欲しいと思う。
もしそうならば、ブラッドリーへのリベンジというモチベーションを得たパッキャオは、再戦で蘇ってくれるだろう。

パッキャオはもう十分戦ったし、実際は、程度はわからないが年齢による衰えも、ダメージの蓄積もあるだろう。
引退という選択をしたとしてもこれまでの偉業は変わることなく輝き続ける。
しかし、一ボクシングファンとしてわがままを言わせてもらえるなら、もう少しだけ夢を見させて欲しいと思う。
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自己紹介:
元プロボクサー、現ボクシングファン。
最近はほとんどテレビ観戦(地上波とWOWOW)のみ。
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