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村田諒太選手もメダル確定!!
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村田諒太選手も準々決勝に勝利し、清水聡選手に続いて準決勝進出。
前の記事にも書いたが、オリンピックのボクシングには三位決定戦はない(負けた選手は大きなダメージを受けていることが多いので短い間隔で試合をさせるのは危険なため)ので、これで村田諒太選手も銅メダル以上が確定!!
1つのオリンピックで2つのメダルは日本史上初の快挙だ!!

今日の村田諒太選手の試合は朝6時25分くらいだったので、少し早起きしてBS-1の生放送で応援した。
対戦相手はトルコのキリッチ選手。
村田諒太選手は笑顔で入場。
落ち着いて、リラックスしきっているように見えた。

1ラウンド目、長身(184センチ)アウトボクサーのキリッチ選手が左右へ足を使いながらジャブ、ストレートを飛ばしてくる。
村田選手は手数が少ないが、キリッチ選手のパンチの大半をブロックして接近を試みる。
接近するとキリッチ選手は更に体を寄せてきて距離を潰し、村田選手にパンチを出させない。
手数は圧倒的にキリッチ選手が多かったが、大半はブロックの上。
キリッチ選手の右ボディブロー2発と村田選手の左ボディブロー2発が目立ったくらいで1ラウンド目は終了。
ポイントは3(村田諒太選手)-4(キリッチ選手)。

2ラウンド目も序盤は1ラウンド目と同じような展開。
キリッチ選手の足が早く、村田選手は中々手を出さない。
しかし終盤から村田選手のボディブローを中心としたパンチが当たりだし、キリッチ選手の足が止まる場面が多くなる。
2ラウンド目終了時のポイントは7(村田諒太選手)-8(キリッチ選手)。
村田選手はポイントではリードされているが、このペースなら3ラウンド目は圧倒しそうな予感。

その予感通り、3ラウンド目は村田選手の独壇場だった。
村田選手の左右のボディブロー、特に右アッパーのボディブローはキリッチ選手の体をくの字に折り曲げさせた。
上に返すパンチもよく当たり、かなりのダメージを与えた。
3度のスリップダウン(1度目と3度目は村田選手が攻めた後に押し倒されるような形で、2度目は距離が詰まる前に自ら膝をついた)もあった。
スリップダウン(2回はスリップかどうか微妙な感じだったが)から立ち上がった後、中々試合を再開させずにキリッチ選手を休ませているようにも感じられてイライラした。
あれは、スリップダウンから立ち上がった後にキリッチ選手が中々グローブを拭かなかったから時間がかかっただけなのだが、村田選手の攻勢だっただけに余計にイライラした(ダウンしてグローブがリングに着いてしまったら、滑り止めのためにシューズに付けるマツヤニがグローブに付着し、それが目など顔面に当たると危険だから、ダウン後はグローブを拭く必要がある)。
プロの場合は、レフェリーが選手のグローブを掴んでレフェリーのシャツのお腹の部分でグローブを拭くのだけど、アマチュアの場合は選手が自分で自分のお腹の部分でグローブを拭かなければならない。
しかもアマチュアのレフェリーは声に出して「グローブを拭いて!」とは決して言わず(ボックス・ストップ・ブレイク等以外の声を出すことはルールで禁じられているはず)、ジェスチャーでグローブを拭くよう指示されるだけなので、初めてダウンした選手・ダウンに慣れていない選手なんかは、レフェリーのジェスチャーを見ても、「このレフェリーは何をしているんだ!?俺に何をしろと訴えているんだ!?」と混乱してしまうだけの場合も多いのだ。
結果的にスリップダウンで時間稼ぎをさせるはめになってしまい、村田選手はもっと一方的に攻めるチャンスを失ってしまった。
プロと同じようにレフェリーが無理やりグローブを拭いてすぐに試合再開できるようにすればいいと思うのだが・・・。
RSCには至らなかったが、3ラウンド目は村田選手が圧倒したまま試合終了。
ポイントは17(村田諒太選手)-13(キリッチ選手)で村田諒太選手の勝利!!

しかし気になる点もあった。
3ラウンド目、キリッチ選手は何度もホールドを繰り返し、普通なら減点(村田選手への加点)するはずの場面でもレフェリーは注意だけで減点はなし。
あんなにあからさまな反則を何度も繰り返したのに減点を取らないなんて、なんらかの意図が働いていたのではないかと疑いたくなってしまう。
杞憂であればよいが・・・。
レフェリーに何らかの意図があったとしても、村田選手の試合のポイントは正しく付けられていて安心した。

村田選手のオリンピック準決勝は、
日本時間の8月10日(金) 23:15から。


対戦相手はウズベキスタンのサウスポー、アトエフ選手。
この選手には、去年の世界選手権1回戦で村田選手はRSC(レフェリーストップコンテスト)で勝っている。
村田選手の試合の前にアトエフ選手の準々決勝も放送されていたのだが、村田選手が負ける相手ではないように見えた。
世界選手権と同じ結果、いや、より圧倒的な勝利を期待したい。

前の記事でも書いたが、清水聡選手のオリンピック準決勝は、同じ8月10日(金) 22:15から。

8月10日(金)はボクシングを応援する日にしましょう!
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自己紹介:
元プロボクサー、現ボクシングファン。
最近はほとんどテレビ観戦(地上波とWOWOW)のみ。
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