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4月30日、もう1週間を切ってしまった。
WBC世界バンタム級チャンピオン、長谷川穂積選手とWBO世界バンタム級チャンピオン、フェルナンド・モンティエル選手の試合。
楽しみで仕方がない。
このブログを始めてから、試合予想は毎回外れているので、今回は予想はしないでおこうと思う。
ただ、長谷川穂積選手の勝利を祈りたい(予想は外れるが応援している選手が勝つことは多いので、勝利を祈るのは問題ないだろう)。
フェルナンド・モンティエル選手の試合はWOWOWで何度も見たことがある。
間違いなく、超一流のボクサーだと思う。
世界的にも有名だし、モンティエルに勝てば長谷川選手にも更なるビッグマッチの道が開けるのではないだろうか。
でも、そんな先のことよりも、今はとにかくこの試合が楽しみだ。
最近の防衛戦は早い回でのKOが続いている長谷川選手だが、モンティエルが相手ではそう簡単にはいかないのではないだろうか。
下の階級から上がってきたモンティエルと、フェザー級への転向を考えていた長谷川選手では、体格の差はありそうだが、体格の差で勝負が決まることはなさそうな気がする。
この試合では、全世界でもトップレベルのボクシング技術を堪能できるだろう。
これまで圧倒的な強さで防衛を重ねてきた長谷川選手だが、超一流のボクサーであるモンティエルを相手にした時、どこまで通用するのか?
ワクワクしながらその日を待ちたい、と思う。
そして同日に防衛戦を行う西岡利晃選手の勝利も祈っている。
こちらの試合は、対戦相手のバンゴヤンのボクシングを見たことがないので、長谷川選手の試合と比べるとワクワク感が小さいのだが、西岡選手も、世界に誇れる名チャンピオンだと思う。
タイトルを取るまでに苦労した分、長く防衛して活躍することを祈っている。
長谷川選手も西岡選手の同じサウスポーで、両者とも、鋭さと重たさを兼ね備えたパンチを持っているのだが、例えば左ストレートを比べた場合、長谷川選手のそれからはより鋭さを、西岡選手のそれからはより重たさを感じる。
西岡選手の左ストレートは、「なたのようなパンチ」という表現が当てはまるような、見るからに重たそうなパンチだ。
このパンチで鮮やかなKOを見せて欲しいな。
4月30日、楽しみで仕方がない。
WBC世界バンタム級チャンピオン、長谷川穂積選手とWBO世界バンタム級チャンピオン、フェルナンド・モンティエル選手の試合。
楽しみで仕方がない。
このブログを始めてから、試合予想は毎回外れているので、今回は予想はしないでおこうと思う。
ただ、長谷川穂積選手の勝利を祈りたい(予想は外れるが応援している選手が勝つことは多いので、勝利を祈るのは問題ないだろう)。
フェルナンド・モンティエル選手の試合はWOWOWで何度も見たことがある。
間違いなく、超一流のボクサーだと思う。
世界的にも有名だし、モンティエルに勝てば長谷川選手にも更なるビッグマッチの道が開けるのではないだろうか。
でも、そんな先のことよりも、今はとにかくこの試合が楽しみだ。
最近の防衛戦は早い回でのKOが続いている長谷川選手だが、モンティエルが相手ではそう簡単にはいかないのではないだろうか。
下の階級から上がってきたモンティエルと、フェザー級への転向を考えていた長谷川選手では、体格の差はありそうだが、体格の差で勝負が決まることはなさそうな気がする。
この試合では、全世界でもトップレベルのボクシング技術を堪能できるだろう。
これまで圧倒的な強さで防衛を重ねてきた長谷川選手だが、超一流のボクサーであるモンティエルを相手にした時、どこまで通用するのか?
ワクワクしながらその日を待ちたい、と思う。
そして同日に防衛戦を行う西岡利晃選手の勝利も祈っている。
こちらの試合は、対戦相手のバンゴヤンのボクシングを見たことがないので、長谷川選手の試合と比べるとワクワク感が小さいのだが、西岡選手も、世界に誇れる名チャンピオンだと思う。
タイトルを取るまでに苦労した分、長く防衛して活躍することを祈っている。
長谷川選手も西岡選手の同じサウスポーで、両者とも、鋭さと重たさを兼ね備えたパンチを持っているのだが、例えば左ストレートを比べた場合、長谷川選手のそれからはより鋭さを、西岡選手のそれからはより重たさを感じる。
西岡選手の左ストレートは、「なたのようなパンチ」という表現が当てはまるような、見るからに重たそうなパンチだ。
このパンチで鮮やかなKOを見せて欲しいな。
4月30日、楽しみで仕方がない。
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内藤大助選手と亀田興毅選手の試合翌日の密着ドキュメントは、視聴率では苦戦したようだが、僕は興味深く見た。
この試合、オープンスコアリングシステムの影響が強く出た試合だったように思う。
僕も採点しながら見ていたのだが、内藤大助選手の攻勢と、的中率は低いが数は決して少なくはないダメージブローにポイントを与えるか、亀田興毅選手の見栄えのよい左ストレート・右フックのカウンターにポイントを与えるか、かなり迷った。
1~4ラウンドの僕の採点は、内藤大助選手の攻勢を評価して、38-38のイーブンに付けたんだけど、心の中では、少し内藤選手に甘いかなあ、と思っていた。
発表された公式採点は、39-37が一人、38-38が二人の1-0で亀田選手リード。
あ、今日のジャッジは僕の採点の感覚と同じなんだな、と思った。
密着ドキュメントでは、内藤大助選手のコーナーでは宮田会長が「これでドローなら十分だ、このまま行こう!」と言っていて、亀田興毅選手のコーナーでは、本当はリードしていると思っていたがドローか、でもこのスタイルを信じてこのまま行こう、という雰囲気が見てとれた。
5~8ラウンドは、前半の4ラウンドまでに比べると内藤選手の圧力が強まり、ヒットも増えたので、8ラウンド終了時点では内藤選手やや有利か、悪くてもイーブンだろうな、と思っていた。
僕の採点では2ポイント内藤選手リード。
内藤選手のコーナーでは、宮田会長が「今ドローだ、もしかしたら勝ってるかも知れない」と言っていた。
4ラウンド目までの公式採点を考えると妥当な読みだったと思う。
ところが、公式採点では、79-75が一人、77-75が二人の3-0で亀田選手のリード。
4ラウンド目までイーブンに付けていた二人のジャッジが、亀田選手にポイントを与えていたジャッジに影響されてしまったのだろうか。
これを聞いた時の内藤大助選手の「えーっ!?」という叫び声が印象的だった。
宮田会長も焦ったようで、「倒しに行け!」という指示を出し、そこから内藤選手のボクシングは更に雑になってしまったようだ。
途中採点が発表されていなかったら、もう少し違った試合展開になっていたかも知れない。
だが仕方がない、最初から決まっていたルールなのだから。
内藤選手陣営の指示は、基本的に「前に出ろ」「バチバチに打ち合え」「殴りに行け」という感じだったけど、密着ドキュメントでは、途中、宮田会長が、「打たせてカウンター!」という指示もしていた。
亀田選手のパンチを誘って、打ってきた所に内藤選手がカウンターを打てればよかったんだろうけど、内藤選手は打ち合いに拘りすぎていたのかな。
あるいは、亀田選手のパンチを誘ってカウンター、という練習をしていなかったのか。
亀田選手への対策が十分にできていなかったようにも感じた。
対する亀田選手陣営は、これまでやってきたことを信じて行け、という指示が多く、あらゆる状況を想定してすべてに対応できる、という自信がうかがえた。
試合前のテレビ番組で、「向こう(=内藤選手)がキャリアあるっていうけど、キャリアはこっちの方があるで。毎日どんだけ考えてやってると思ってんねん?世界中で。」というようなことを言っていたが、その言葉も証明されたなあ。
テレビで見た範囲では、亀田興毅選手をいつも見ている専属のトレーナーはいないように見えたのだけど、普通はトレーナーが考えるようなことまで、亀田興毅選手は自分で考えて練習してきたのだろう。
これはすごいことだ。
たぶん、日本中のすべてのボクサーやトレーナーの誰よりも、亀田興毅選手はボクシングのことを長く、深く考えてきたのだと思う。
そしてそれをそのまま実行した。
すべてのボクサー・トレーナーは、亀田興毅選手に見習うべき点があると思う。
特にトレーナーは、ボクサーである亀田興毅選手以上に、ボクシングのことを深く真剣に考えなければ、存在意義がなくなってしまう。
以前の記事で、ランダエタ第一戦の後に、亀田興毅選手が「どんなもんじゃ~い!!」と叫んだことに関して、この選手は向上心のかけらもないボクサーなんだな、と感じたことを書いてしまったけど、その見解は取り消さなければならない。
今回の試合後の、「親父、どんなもんじゃ~い!!」には、素直にすごいな、よくやったなあ、と感心した。
試合後に出演したテレビなどを見ると、まだまだ満足していないようだし、亀田興毅選手はこれからも強くなるだろう。
今後が楽しみだ。
それでも、僕は内藤大助選手が亀田興毅選手に雪辱するシーンを見たい、と思っているのだけど。
身勝手な願望ではあるが、内藤大助選手、大きなダメージがないのであれば、もう一回戦って欲しいな。
決着は着いてしまったけど、内藤大助選手が勝てる可能性があると僕は今でも思っているから・・・。
この試合、オープンスコアリングシステムの影響が強く出た試合だったように思う。
僕も採点しながら見ていたのだが、内藤大助選手の攻勢と、的中率は低いが数は決して少なくはないダメージブローにポイントを与えるか、亀田興毅選手の見栄えのよい左ストレート・右フックのカウンターにポイントを与えるか、かなり迷った。
1~4ラウンドの僕の採点は、内藤大助選手の攻勢を評価して、38-38のイーブンに付けたんだけど、心の中では、少し内藤選手に甘いかなあ、と思っていた。
発表された公式採点は、39-37が一人、38-38が二人の1-0で亀田選手リード。
あ、今日のジャッジは僕の採点の感覚と同じなんだな、と思った。
密着ドキュメントでは、内藤大助選手のコーナーでは宮田会長が「これでドローなら十分だ、このまま行こう!」と言っていて、亀田興毅選手のコーナーでは、本当はリードしていると思っていたがドローか、でもこのスタイルを信じてこのまま行こう、という雰囲気が見てとれた。
5~8ラウンドは、前半の4ラウンドまでに比べると内藤選手の圧力が強まり、ヒットも増えたので、8ラウンド終了時点では内藤選手やや有利か、悪くてもイーブンだろうな、と思っていた。
僕の採点では2ポイント内藤選手リード。
内藤選手のコーナーでは、宮田会長が「今ドローだ、もしかしたら勝ってるかも知れない」と言っていた。
4ラウンド目までの公式採点を考えると妥当な読みだったと思う。
ところが、公式採点では、79-75が一人、77-75が二人の3-0で亀田選手のリード。
4ラウンド目までイーブンに付けていた二人のジャッジが、亀田選手にポイントを与えていたジャッジに影響されてしまったのだろうか。
これを聞いた時の内藤大助選手の「えーっ!?」という叫び声が印象的だった。
宮田会長も焦ったようで、「倒しに行け!」という指示を出し、そこから内藤選手のボクシングは更に雑になってしまったようだ。
途中採点が発表されていなかったら、もう少し違った試合展開になっていたかも知れない。
だが仕方がない、最初から決まっていたルールなのだから。
内藤選手陣営の指示は、基本的に「前に出ろ」「バチバチに打ち合え」「殴りに行け」という感じだったけど、密着ドキュメントでは、途中、宮田会長が、「打たせてカウンター!」という指示もしていた。
亀田選手のパンチを誘って、打ってきた所に内藤選手がカウンターを打てればよかったんだろうけど、内藤選手は打ち合いに拘りすぎていたのかな。
あるいは、亀田選手のパンチを誘ってカウンター、という練習をしていなかったのか。
亀田選手への対策が十分にできていなかったようにも感じた。
対する亀田選手陣営は、これまでやってきたことを信じて行け、という指示が多く、あらゆる状況を想定してすべてに対応できる、という自信がうかがえた。
試合前のテレビ番組で、「向こう(=内藤選手)がキャリアあるっていうけど、キャリアはこっちの方があるで。毎日どんだけ考えてやってると思ってんねん?世界中で。」というようなことを言っていたが、その言葉も証明されたなあ。
テレビで見た範囲では、亀田興毅選手をいつも見ている専属のトレーナーはいないように見えたのだけど、普通はトレーナーが考えるようなことまで、亀田興毅選手は自分で考えて練習してきたのだろう。
これはすごいことだ。
たぶん、日本中のすべてのボクサーやトレーナーの誰よりも、亀田興毅選手はボクシングのことを長く、深く考えてきたのだと思う。
そしてそれをそのまま実行した。
すべてのボクサー・トレーナーは、亀田興毅選手に見習うべき点があると思う。
特にトレーナーは、ボクサーである亀田興毅選手以上に、ボクシングのことを深く真剣に考えなければ、存在意義がなくなってしまう。
以前の記事で、ランダエタ第一戦の後に、亀田興毅選手が「どんなもんじゃ~い!!」と叫んだことに関して、この選手は向上心のかけらもないボクサーなんだな、と感じたことを書いてしまったけど、その見解は取り消さなければならない。
今回の試合後の、「親父、どんなもんじゃ~い!!」には、素直にすごいな、よくやったなあ、と感心した。
試合後に出演したテレビなどを見ると、まだまだ満足していないようだし、亀田興毅選手はこれからも強くなるだろう。
今後が楽しみだ。
それでも、僕は内藤大助選手が亀田興毅選手に雪辱するシーンを見たい、と思っているのだけど。
身勝手な願望ではあるが、内藤大助選手、大きなダメージがないのであれば、もう一回戦って欲しいな。
決着は着いてしまったけど、内藤大助選手が勝てる可能性があると僕は今でも思っているから・・・。
またしても予想が外れてしまった・・・。
亀田興毅選手を過小評価していたようだ。
実際の所はわからないが、内藤大助選手は前の試合に比べたらコンディションは悪くないように見えた。
内藤大助選手が悪かったわけじゃなく、亀田興毅選手が、僕が思っていた以上に強かったのだ。
僕の採点では115-113で内藤選手の勝ちだったんだが、2ラウンド、微妙かなあと思いつつも内藤選手に振ったラウンドがあるので、それを考えると亀田興毅選手の勝ちだ。
亀田興毅選手は完全に「待ち」のボクシングで、内藤大助選手が前に出るのに合わせて見事にカウンターを決めていた。
内藤大助選手ほどのキャリアがあれば、様々な手を講じてカウンターに対処することができると思っていたのだが、8ラウンド終了後に発表された採点結果で焦ってしまったのだろうか。
試合を作っていたのは間違いなく内藤大助選手だったと思う。
1ラウンド目から出て行かずに、内藤大助選手の方が「待ち」の作戦に出ていたら、ものすごい凡戦になっただろうけど、内藤選手が勝てる可能性が高まっていたかも知れない。
それでも、まるで挑戦者のように前に出て試合を作った内藤大助選手、立派だった。
亀田興毅選手のことも見直したよ。
思っていたよりずっと上手かったし、速かったし、それに、ずっとタフだった。
ランダエタ第一戦のダウンシーンがずっと頭にあったから、内藤選手のパンチが一発当たればそれで亀田興毅選手は倒れると思っていたんだけど。
これからの更なる成長に期待したい。
内藤大助選手は、きっとこれで引退だろう。
でも、悔しいだろうな。
たくさんの感動を与えてくれたことに、心から感謝したい。
本当にお疲れ様でした。
この結果は、僕にとっては残念な結果だった。
試合途中の亀田側コーナーの話に、「今までやってきたことは正しかった、このままでいい」というのがあった。
亀田興毅選手が勝ったことで、亀田兄弟は、これからも今まで通りのボクシングを続けるのだろう。
本当はKO負けをして、一からボクシングを作りなおして欲しい、と僕は思っていた。
より面白い試合をする選手になれる可能性を持った選手だと思うから。
これからはちゃんと強い選手と戦って欲しいな。
亀田興毅選手を過小評価していたようだ。
実際の所はわからないが、内藤大助選手は前の試合に比べたらコンディションは悪くないように見えた。
内藤大助選手が悪かったわけじゃなく、亀田興毅選手が、僕が思っていた以上に強かったのだ。
僕の採点では115-113で内藤選手の勝ちだったんだが、2ラウンド、微妙かなあと思いつつも内藤選手に振ったラウンドがあるので、それを考えると亀田興毅選手の勝ちだ。
亀田興毅選手は完全に「待ち」のボクシングで、内藤大助選手が前に出るのに合わせて見事にカウンターを決めていた。
内藤大助選手ほどのキャリアがあれば、様々な手を講じてカウンターに対処することができると思っていたのだが、8ラウンド終了後に発表された採点結果で焦ってしまったのだろうか。
試合を作っていたのは間違いなく内藤大助選手だったと思う。
1ラウンド目から出て行かずに、内藤大助選手の方が「待ち」の作戦に出ていたら、ものすごい凡戦になっただろうけど、内藤選手が勝てる可能性が高まっていたかも知れない。
それでも、まるで挑戦者のように前に出て試合を作った内藤大助選手、立派だった。
亀田興毅選手のことも見直したよ。
思っていたよりずっと上手かったし、速かったし、それに、ずっとタフだった。
ランダエタ第一戦のダウンシーンがずっと頭にあったから、内藤選手のパンチが一発当たればそれで亀田興毅選手は倒れると思っていたんだけど。
これからの更なる成長に期待したい。
内藤大助選手は、きっとこれで引退だろう。
でも、悔しいだろうな。
たくさんの感動を与えてくれたことに、心から感謝したい。
本当にお疲れ様でした。
この結果は、僕にとっては残念な結果だった。
試合途中の亀田側コーナーの話に、「今までやってきたことは正しかった、このままでいい」というのがあった。
亀田興毅選手が勝ったことで、亀田兄弟は、これからも今まで通りのボクシングを続けるのだろう。
本当はKO負けをして、一からボクシングを作りなおして欲しい、と僕は思っていた。
より面白い試合をする選手になれる可能性を持った選手だと思うから。
これからはちゃんと強い選手と戦って欲しいな。
内藤大助選手と亀田興毅選手の試合、いよいよ後3日に迫ってきた。
元ボクサーやトレーナーの予想が雑誌やネットにも出ているが、亀田興毅選手の勝ちを予想する関係者も多いようだ。
僕は内藤選手のKO勝ちを予想しているのだが、どんな展開になるか楽しみでワクワクしている。
恐らく、試合を作るのは内藤選手の方だろうと予想している。
これまでの内藤大助選手の試合から考えると、左右に動きながら、右を捨てて左、のコンビネーションを基本パターンにして攻めてくるだろう。
内藤選手がプレッシャーをかけ、亀田選手がアウトボクシングしようと右ジャブを伸ばしてくるのに合わせて右をチョコンと打ち、左フック又は左ボディブローにつなげ、更にそこから顔面への右ストレート。
このパターンが試合全般を通じて何度も見られるのではないだろうか。
内藤選手のパンチは単発で終わることがほとんどなく、一見大振りに見えるようなパンチを振ってもバランスが崩れず、3発・4発と連打してくる。
亀田興毅選手がその攻撃を立ち止まったままガードしてやり過ごそうとしたら、内藤選手の連打に飲み込まれてしまうだろう。
亀田選手は内藤選手の左フックを空振りさせて、右に回り込んで安全なポジションに移動し、内藤選手の連打の流れを断ち切りたいところだ。
回り込みながら右フックを引っかけ、安全なポジションに出ると同時に強い左ストレートを打ちこめたら亀田選手のペースになるだろう。
ただ、どうも亀田選手には攻防が分離しているイメージがあって、サイドに動いて左ストレートを強打、というシーンは思い浮かべにくいのだが。
最近の亀田選手の試合は見ていないから、もしかしたら攻防分離という欠点は克服しているのかも知れないな。
亀田選手にとって一番望ましい展開は、右ジャブのフェイントで内藤選手の右を誘い、それを左足を半歩左斜め後ろに引いて避け、左ストレートの強打をカウンターすることではないだろうか。
内藤選手は、サウスポーに対して、かなり高い確率で右を振って入ってくる。
その内藤選手の右を誘いだすフェイントを、亀田選手が持っているか?
亀田選手が勝つとしたら、フェイントを交えた多彩な右ジャブがポイントになってくると思う。
もしかしたら、亀田選手は最初からアウトボクシングはせず、頭から突進して内藤選手にくっついて、距離をつぶした状態で徹底してボディを攻める戦法を取ろうとするかも知れないが、内藤選手にくっつくのは至難の業だと思う。
弟の大毅選手が2年前にやられたように、くっつく前に長いパンチを浴びて、サイドに逃げられてしまうだろう。
もしくっつけたとしても、内藤選手の老獪なクリンチにより亀田選手は思うように攻撃できないだろう。
亀田選手が勝とうとしたら、やっぱりアウトボクシングだろうな。
僕の予想では、キャリアで上回る内藤選手が、亀田選手を翻弄し、中盤~後半にKOすると思っている。
右アッパーからの左フックがKOのきっかけになるんじゃないかな。
僕ごときの予想なんかはるかに超えたいい試合を期待したい。
元ボクサーやトレーナーの予想が雑誌やネットにも出ているが、亀田興毅選手の勝ちを予想する関係者も多いようだ。
僕は内藤選手のKO勝ちを予想しているのだが、どんな展開になるか楽しみでワクワクしている。
恐らく、試合を作るのは内藤選手の方だろうと予想している。
これまでの内藤大助選手の試合から考えると、左右に動きながら、右を捨てて左、のコンビネーションを基本パターンにして攻めてくるだろう。
内藤選手がプレッシャーをかけ、亀田選手がアウトボクシングしようと右ジャブを伸ばしてくるのに合わせて右をチョコンと打ち、左フック又は左ボディブローにつなげ、更にそこから顔面への右ストレート。
このパターンが試合全般を通じて何度も見られるのではないだろうか。
内藤選手のパンチは単発で終わることがほとんどなく、一見大振りに見えるようなパンチを振ってもバランスが崩れず、3発・4発と連打してくる。
亀田興毅選手がその攻撃を立ち止まったままガードしてやり過ごそうとしたら、内藤選手の連打に飲み込まれてしまうだろう。
亀田選手は内藤選手の左フックを空振りさせて、右に回り込んで安全なポジションに移動し、内藤選手の連打の流れを断ち切りたいところだ。
回り込みながら右フックを引っかけ、安全なポジションに出ると同時に強い左ストレートを打ちこめたら亀田選手のペースになるだろう。
ただ、どうも亀田選手には攻防が分離しているイメージがあって、サイドに動いて左ストレートを強打、というシーンは思い浮かべにくいのだが。
最近の亀田選手の試合は見ていないから、もしかしたら攻防分離という欠点は克服しているのかも知れないな。
亀田選手にとって一番望ましい展開は、右ジャブのフェイントで内藤選手の右を誘い、それを左足を半歩左斜め後ろに引いて避け、左ストレートの強打をカウンターすることではないだろうか。
内藤選手は、サウスポーに対して、かなり高い確率で右を振って入ってくる。
その内藤選手の右を誘いだすフェイントを、亀田選手が持っているか?
亀田選手が勝つとしたら、フェイントを交えた多彩な右ジャブがポイントになってくると思う。
もしかしたら、亀田選手は最初からアウトボクシングはせず、頭から突進して内藤選手にくっついて、距離をつぶした状態で徹底してボディを攻める戦法を取ろうとするかも知れないが、内藤選手にくっつくのは至難の業だと思う。
弟の大毅選手が2年前にやられたように、くっつく前に長いパンチを浴びて、サイドに逃げられてしまうだろう。
もしくっつけたとしても、内藤選手の老獪なクリンチにより亀田選手は思うように攻撃できないだろう。
亀田選手が勝とうとしたら、やっぱりアウトボクシングだろうな。
僕の予想では、キャリアで上回る内藤選手が、亀田選手を翻弄し、中盤~後半にKOすると思っている。
右アッパーからの左フックがKOのきっかけになるんじゃないかな。
僕ごときの予想なんかはるかに超えたいい試合を期待したい。
直前に迫ってきた内藤大助vs亀田興毅戦、僕はチャンピオン内藤大助選手のKO勝利を予想している。
ただ、亀田興毅選手の最近数試合は見ていないので、ちゃんとした根拠のある予想ではない。
予想というより、どちらかと言えば内藤選手のKO勝ちを「期待」している、と言った方が正確かも知れない。
内藤選手のKO勝ちを期待しているとは言え、僕は亀田興毅選手のことが嫌いなわけではない。
プロデビューのずっと前から、TBSの番組で定期的に取り上げられていたので、亀田三兄弟にはかなり注目していた。
デビュー後も順調に勝ち進んで、きっと亀田興毅選手はスーパースターになるんだろうな、と思っていた。
協栄ジムへ移籍後、ワンミーチョークを鮮烈にKOして東洋太平洋のベルトを取った時には、本当に、亀田興毅選手は一体どこまで強くなるんだろう?と心から期待したものだ。
ランダエタとの王座決定戦も、タイトルマッチが決まった経緯には納得できない部分はあったが、亀田興毅選手を応援していた。
その試合、亀田興毅選手は、1ラウンド目でダウンを奪われながらも、最後まで勝負を捨てずに12ラウンド戦い抜いた。
テレビで12ラウンド見終わった時、僕は亀田興毅選手は負けた、と思った。
ああ、亀田興毅選手、こんなところで負けてしまったな、でもこの12ラウンド頑張り抜いた経験は将来役に立つはずだ、まだまだ若いからまた必ずチャンスは来る、その時こそはチャンピオンになって欲しい、と思った。
ところが、出された判定は、亀田興毅選手の勝ち。
え!?とは思ったが、ラウンド毎にポイントをつけながら見ていたわけではないし、ちゃんとラウンド毎につけたら亀田興毅選手の勝ちもあり得るのかな?などと考えていた(後日ちゃんと自分なりに採点しながらビデオを見直してみたら、微妙なラウンドも多かったが、確かに亀田興毅選手の勝ちでもおかしくない僅差の試合だったな、と判定結果には納得した)。
・・・そこまではいい。
問題はその後のインタビューだ。
亀田興毅選手の第一声に、僕は耳を疑った。
「どんなもんじゃ~い!!」
!?
何がどう「どんなもんじゃ~い!!」なのか僕にはまったく理解できなかった。
いや、微妙な判定でも世界を取ったのだから、それは僕なんかにはとても無理な、ものすごいことには違いないのだけど・・・。
亀田興毅選手は、当時の色んな世界チャンピオンや日本チャンピオンを「俺とはレベルが違う」とこき下ろしていたよな。
ミニマム級で新井田選手負けたランダエタ選手には圧勝するのが当然だと思っているような、ものすごいビッグマウスを連発していたよなあ。
行き過ぎたビッグマウスもあったけど、僕はそれまで、亀田興毅選手はきっとものすごく理想の高い、目標を高く持った、向上心の強いボクサーなのだろう、と思っていた。
ところが、あんな試合で、「どんなもんじゃ~い!!」だって!?
意識の高いボクサーなら、例えば昔は比較されることも多かった辰吉丈一郎選手だったら、あんな試合をしたらまずこう言うに違いない。
「不細工な試合してすんません、次はもっといい試合します・・・。」
亀田興毅選手の「どんなもんじゃ~い!!」は、それとは対極の、向上心のかけらも感じられない発言だ。
(話が逸れるが、辰吉選手は、最初の世界戦が決まるまで、ずっと「こんなんで世界チャンピオンとやったら殺される」などと謙虚な発言ばかりしていて、決して世界チャンピオンを弱いとこき下ろすことなどなかった。それなのに亀田興毅選手と比較されることが多くて、違和感ありまくりだった。)
理想の高いボクサーだなんてとんでもない、亀田興毅選手はあの程度の試合で満足してしまうくらいのボクサーだったのか、と悲しくなった。
あの試合以降、過去のビッグマウスも含めて、亀田興毅選手の発言のすべてが痛々しく感じられるようになってしまった。
ビッグマウスは嘘だったんだ、本当は自信がないのに無理して言っていたんだなあ、ということがわかってしまったからだ。
今回の内藤大助選手との試合が決まってからの発言も、痛々しくてたまらない。
「3ラウンドで倒す!!」
・・・本当は、そんなことができるとは亀田興毅選手も思っていないだろう。
それなのに、誰も求めてもいないピエロ役を演じて・・・。
今回の内藤大助選手との試合、内藤大助選手の勝利を願っている。
それも、できればKOで。
KO勝ちが内藤大助選手にとってベストな結果であることはもちろんだけど、亀田興毅選手にとっても、KO負け(できれば今後の試合にダメージの残らない程度の、でも言い訳のしようがない完璧なKO負け)がベストな結果ではないか思う。
試合前のボクサーにKO負けを願うなんて残酷極まりないことだけど、亀田興毅選手の本当の物語は、完全なKO負け、という残酷な結果からしか始まらないのではないか、と僕は思う。
ただ、亀田興毅選手の最近数試合は見ていないので、ちゃんとした根拠のある予想ではない。
予想というより、どちらかと言えば内藤選手のKO勝ちを「期待」している、と言った方が正確かも知れない。
内藤選手のKO勝ちを期待しているとは言え、僕は亀田興毅選手のことが嫌いなわけではない。
プロデビューのずっと前から、TBSの番組で定期的に取り上げられていたので、亀田三兄弟にはかなり注目していた。
デビュー後も順調に勝ち進んで、きっと亀田興毅選手はスーパースターになるんだろうな、と思っていた。
協栄ジムへ移籍後、ワンミーチョークを鮮烈にKOして東洋太平洋のベルトを取った時には、本当に、亀田興毅選手は一体どこまで強くなるんだろう?と心から期待したものだ。
ランダエタとの王座決定戦も、タイトルマッチが決まった経緯には納得できない部分はあったが、亀田興毅選手を応援していた。
その試合、亀田興毅選手は、1ラウンド目でダウンを奪われながらも、最後まで勝負を捨てずに12ラウンド戦い抜いた。
テレビで12ラウンド見終わった時、僕は亀田興毅選手は負けた、と思った。
ああ、亀田興毅選手、こんなところで負けてしまったな、でもこの12ラウンド頑張り抜いた経験は将来役に立つはずだ、まだまだ若いからまた必ずチャンスは来る、その時こそはチャンピオンになって欲しい、と思った。
ところが、出された判定は、亀田興毅選手の勝ち。
え!?とは思ったが、ラウンド毎にポイントをつけながら見ていたわけではないし、ちゃんとラウンド毎につけたら亀田興毅選手の勝ちもあり得るのかな?などと考えていた(後日ちゃんと自分なりに採点しながらビデオを見直してみたら、微妙なラウンドも多かったが、確かに亀田興毅選手の勝ちでもおかしくない僅差の試合だったな、と判定結果には納得した)。
・・・そこまではいい。
問題はその後のインタビューだ。
亀田興毅選手の第一声に、僕は耳を疑った。
「どんなもんじゃ~い!!」
!?
何がどう「どんなもんじゃ~い!!」なのか僕にはまったく理解できなかった。
いや、微妙な判定でも世界を取ったのだから、それは僕なんかにはとても無理な、ものすごいことには違いないのだけど・・・。
亀田興毅選手は、当時の色んな世界チャンピオンや日本チャンピオンを「俺とはレベルが違う」とこき下ろしていたよな。
ミニマム級で新井田選手負けたランダエタ選手には圧勝するのが当然だと思っているような、ものすごいビッグマウスを連発していたよなあ。
行き過ぎたビッグマウスもあったけど、僕はそれまで、亀田興毅選手はきっとものすごく理想の高い、目標を高く持った、向上心の強いボクサーなのだろう、と思っていた。
ところが、あんな試合で、「どんなもんじゃ~い!!」だって!?
意識の高いボクサーなら、例えば昔は比較されることも多かった辰吉丈一郎選手だったら、あんな試合をしたらまずこう言うに違いない。
「不細工な試合してすんません、次はもっといい試合します・・・。」
亀田興毅選手の「どんなもんじゃ~い!!」は、それとは対極の、向上心のかけらも感じられない発言だ。
(話が逸れるが、辰吉選手は、最初の世界戦が決まるまで、ずっと「こんなんで世界チャンピオンとやったら殺される」などと謙虚な発言ばかりしていて、決して世界チャンピオンを弱いとこき下ろすことなどなかった。それなのに亀田興毅選手と比較されることが多くて、違和感ありまくりだった。)
理想の高いボクサーだなんてとんでもない、亀田興毅選手はあの程度の試合で満足してしまうくらいのボクサーだったのか、と悲しくなった。
あの試合以降、過去のビッグマウスも含めて、亀田興毅選手の発言のすべてが痛々しく感じられるようになってしまった。
ビッグマウスは嘘だったんだ、本当は自信がないのに無理して言っていたんだなあ、ということがわかってしまったからだ。
今回の内藤大助選手との試合が決まってからの発言も、痛々しくてたまらない。
「3ラウンドで倒す!!」
・・・本当は、そんなことができるとは亀田興毅選手も思っていないだろう。
それなのに、誰も求めてもいないピエロ役を演じて・・・。
今回の内藤大助選手との試合、内藤大助選手の勝利を願っている。
それも、できればKOで。
KO勝ちが内藤大助選手にとってベストな結果であることはもちろんだけど、亀田興毅選手にとっても、KO負け(できれば今後の試合にダメージの残らない程度の、でも言い訳のしようがない完璧なKO負け)がベストな結果ではないか思う。
試合前のボクサーにKO負けを願うなんて残酷極まりないことだけど、亀田興毅選手の本当の物語は、完全なKO負け、という残酷な結果からしか始まらないのではないか、と僕は思う。
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最近はほとんどテレビ観戦(地上波とWOWOW)のみ。
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