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内山高志選手の試合は残念の一言だった。

挑戦者のマイケル・ファレナス選手はスピードもあったし、タフに見えたが、それでも試合が続けばずるずると内山選手のペースになっていくだろうと思っていた。

普段の内山選手の試合は、面白い物語みたいに、起承転結がある。

今回は「起」の段階で唐突にストップされてしまって本当に残念だ。

すっきり勝って次の指名試合、その次の粟生選手との統一戦に臨めるとよかったのだが。

内山選手がどうやってタフなファレナス選手を倒すのか見てみたい気もするが、頭から突っ込んでくるあのスタイルだとまた同じような結果になるかも知れない。

個人的には、ファレナス選手と再戦するよりも、他の強豪との試合を見たいと思っている。

早く怪我を癒してまた素晴らしいボクシングを見せて欲しい。

五十嵐選手は頑張ったなあ。

ソニー・ボーイ・ハロ選手は最後まで迫力のあるパンチを振っていたので、ポイントではリードしていると思ったが、最後まで安心して見ることはできなかった。

五十嵐選手も最後まで気を抜けなかっただろう。

それにしてもハロ選手のパンチには迫力があった。

五十嵐選手が非力に見えたほどだ。

スピードを生かしたパンチで、より強いチャンピオンを目指して欲しいと思う。

今回テレビで放送された2試合、どちらも放送前に試合結果がわかってしまった・・・。

ボクシングのサイトは見ないようにしていたのだけど、普通にニュースサイトに結果が出ていて、目に入ってしまったのだ。

いいボクシングの試合は結果がわかっていても何度でも見たいものだが、できれば最初は結果を知らずに放送を見れたらよかったな。
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井岡vs八重樫戦は現地で生観戦したのだが、今日録画していたテレビ放送を見直した。
現地での観戦とは大きく印象が違っていて驚いた。
やっぱり2階席の後ろの方からではちゃんと見えないもんだなあ。

現地では、序盤は八重樫選手のペースに見えたのだが、テレビで見ると井岡選手のペースだったな。
井岡選手のジャブ、右カウンターがよく当たっていたし、2階席からは当たったように見えた八重樫選手のパンチも、大半をブロックしていた。
中盤以降の八重樫選手の頑張り、井岡選手の冷静さには改めて感動した。
いい試合は、結果がわかっていても、何度見てもやっぱりいい試合だ。
きっと今後も何度も見直すことになるだろう。

現地で見た前座試合の感想を。
これも2階席から見た印象なので、リングサイドやテレビで見るとまったく違う感想を持ったかも知れないが。

前座では宮崎亮選手が見るのが楽しみだった。
試合は今一つ決め手を欠いたが、宮崎選手の圧勝。
スピードもあるし、動きの柔軟さでは井岡選手をも凌ぐと思う。
次は世界戦だろうか?
もう一段成長して、世界王者になって欲しい。

石田匠選手は右のタイミングが光っていたと思う。
左ジャブをもう少し上手く使えたらもっと楽に戦えそうなのに、と感じた。
後はスタミナ・集中力を切らさず戦えるようになると上も目指せると思う。

藤本京太郎選手は、K-1から転向したヘビー級の選手。
もっとドタバタした印象を持っていたのだが、昨日の試合は動きもだいぶスムーズになっていたと思う。
ただ、ヘビー級ボクサーとしては、随分昔に見た西島洋介山選手の方がスピードも迫力もあったように感じた。

最初の2試合は女子の試合だった。
女子の試合は初めて生観戦したが、4回戦だし、みんなまだこれからの選手だ。
頑張って欲しい。

会場は超満員で熱気が溢れていたが、2階席の通路まで人が一杯だったのは困ったものだ。
「2階席のお客様、転落しないようにご注意下さい」なんていうアナウンスは初めて聞いた。
テレビカメラの周囲、かなり広い範囲を封鎖していたが、せめてあの空間をもう少しでも開放してくれたらよかったのになあ。
すごい試合だった!
これまでに観戦したどの試合よりも感動した。
こんな試合を見せてくれた井岡選手・八重樫選手に心から感謝したい。

青コーナーと赤コーナーを結んだ対角線上の2階席6列目辺りから観戦したのだが、細かいパンチがブロックの上なのかクリーンヒットしているのかははっきりとは見えなかった。
しっかり技術を堪能するならテレビの方がよいかも知れない(リングサイドで観戦できるのがベストだろうが)。
それでも、井岡・八重樫戦という名勝負の空気を会場で生で感じられたことは幸せだった。

会場のボディメーカーコロシアム(大阪府立体育会館)に着いたのは15時過ぎ、開場のおよそ1時間前。
自由席チケットだったので、早めに行っていい席を確保したかったのだが、平日だし15時過ぎに行けば十分いい席が確保できるだろうと思っていたのだ。
考えが甘かった・・・。
すでに会場を4分の1周するくらいの行列ができている。
開場の頃には会場の周りをぐるりと一周するほどの長蛇の列ができていたようだ。
16時の開場予定だったのだが、15:50には列が動き出し、16時には会場内へ。
2階席の前の方はすでに埋まっていたが、何とか席を確保した。
あっと言う間に通路にまで人が溢れ、パンフレットを買いに入り口に戻ることもできなくなってしまった。

前座(前座の印象はいずれ別記事に書こうと思う)と予備試合が終わると、帝拳の粟生・山中両チャンピオン、韓国からやって来た洪秀煥・柳明佑元チャンピオン、そして井岡弘樹会長がリングに上がり、挨拶。
粟生チャンピオン「僕も統一戦をやりたい」。
是非内山高志チャンピオンとの統一戦を実現させて欲しい!!
井岡弘樹会長、八重樫東選手のことを「やえがしあずま選手」と紹介する。
それは失礼でしょう・・・。

いよいよ井岡・八重樫戦。
どちらも応援していたのだが、試合が近づくと、八重樫選手を応援したい気持ちが強くなってきた。
赤コーナー側の席でもあるし周囲は井岡選手のファンが多そうだが、八重樫選手、頑張れ!!

八重樫選手の入場、会場は大歓声。
後ろの方の席から「アキラ頑張れ!!」の声援が飛ぶ。
八重樫選手、大阪でも人気あるんだ・・・。
井岡選手の入場ではそれ以上の大歓声。
やっぱりここは井岡選手のホームなんだな。
・・・八重樫選手、頑張れ!!

会場の皆の、井岡・八重樫戦への期待の大きさが空気を通じて伝わってくる。

試合内容については、僕が言葉で語る必要などないだろう。
見たまんま、すごい試合だった。

それでも一応、僕が見た2階席からの印象をラウンド毎に書いておこう。
1ラウンド、八重樫選手。八重樫選手のスピードが際立っている。
2ラウンド、八重樫選手。井岡選手は落ち着いているが、八重樫選手の連打の回転が速い。
3ラウンド、八重樫選手?井岡選手のパンチも当たるが、2階席からの印象では八重樫選手か。
4ラウンド、井岡選手。井岡選手がペースを奪い返しに来た。
ここまでの公式採点は、三者とも38-38のイーブン。
5ラウンド、八重樫選手。八重樫選手が圧力を強める。
6ラウンド、井岡選手。簡単にはペースを渡さない。
7ラウンド、井岡選手。ペースを掴んだか?
8ラウンド、井岡選手?八重樫選手の攻勢もあったが、ラウンドの印象では井岡選手か。
ここまでの公式採点は、77-75(井岡選手)2者と77-76(八重樫選手)1者の2-1。
9ラウンド、井岡選手。安定感がすごい。
10ラウンド、ここも井岡選手か。
11ラウンド、やはり井岡選手だろう。
12ラウンド、お互い引かずに打ち合う!それまで静かに見ていた隣に座った女性が、泣きそうな声で「カズト頑張れ!!」と叫ぶ。このラウンドは八重樫選手か。
最終ラウンド終了時、少し涙が出た。
後ろの席から「あかん、涙が出る・・・」という女性の声が聞こえてきた。
二人の人間がすべてをぶつけ合った、素晴らしい一戦だった。

印象としては、僅差だが井岡選手が勝った、と感じた。
公式採点は115-114、115-113×2者の3-0で井岡選手を支持していた。
昼から何も食べていなかったのだが、空腹感など一瞬も感じないくらい試合に集中できた。
井岡選手がリングを降りるまで、会場で心地よい疲労感と余韻に浸っていた。
長い間胸の辺りに温かさが残っていた。

しかし八重樫選手は強かった。
最後まで迫力があったなあ。
それでも井岡選手に勝つことはできなかった。
井岡選手は本当に強い。
どんな状況になっても慌てない落ち着きが頼もしい。
今後は両者とも階級を上げるんだろうか?
とりあえずはゆっくり休んで欲しい。

素晴らしい試合を見せてくれた井岡一翔選手・八重樫東選手に心から感謝したい。
ありがとうございました!
明日に迫った井岡一翔選手と八重樫東選手のWBC・WBA世界ミニマム級統一戦、会場で生観戦できることになった。

色々なことが重なって、急に、本当に急に決まったのだが、幸運に感謝したい。

ボクシングの試合を生観戦するのは数年ぶりだが、井岡・八重樫戦というビッグマッチを会場で見られることに本当にワクワクしている。

会場はボディメーカーコロシアムだが、大阪府立体育会館と言った方が通りがよいだろう。

大阪府立体育会館の2階自由席から、井岡弘樹さんと小見山カツミさんの世界ランカー対決を観戦したのは一体何年前のことだったか・・・。

僕は小見山さんを応援していたのだが、井岡さんは憎らしいほどの強さを見せつけたものだ。

今日、井岡・八重樫両選手とも計量をパスしたようだ。

井岡選手はリミット一杯、八重樫選手は100グラムアンダー。

減量もうまくいき、コンディションもいいに違いない。

何度か書いたように、僕は井岡選手の勝利を予想しているのだが、最近のいくつかの報道では八重樫選手の気負いのなさが印象に残った。

八重樫選手は催眠術を使ったメンタルトレーニングも取り入れているらしい。

対して井岡選手は少しだけ気合が入りすぎているようにも感じる。

自然体で試合に臨むであろう八重樫選手と、日の丸とボクシング界を背負って戦うと宣言している井岡選手。

このメンタルの違いも勝負に影響するのだろうか・・・。

どんな試合になるか蓋を開けてみなければ想像もつかないが、いい試合になることは間違いない。

井岡一翔選手と八重樫東選手が人生を賭けて戦う明日が楽しみだ。

前座に登場する宮崎亮選手を生で見られるのも楽しみ。

宮崎選手も、間違いなく近い将来世界王者になる器だと思っている。
井岡一翔選手と八重樫東選手のWBC・WBA世界ミニマム級統一戦の予想は、前の記事でも書いた通り、井岡選手の勝利を予想している。

予想の最大の根拠は、井岡選手のセルフイメージの高さだ。

八重樫選手も世界王者なのだから当然高いセルフイメージを持っているはずだが、井岡選手の方がより高いセルフイメージを持っているように感じている。

僕の思い込みに過ぎないかも知れないが、どんなピンチに陥ったとしても、井岡選手は一瞬たりとも高いセルフイメージを失わないに違いない、と感じるのだ。

フロイド・メイウェザーがシェーン・モズリーと対戦した際、モズリーの強烈な右を食らって腰を落としても、100%の自信を少しも失わず、逆にモズリーの余裕を奪ってしまったことがあったが、井岡選手にもメイウェザーに通じるようなハートの強さを感じる。

セルフイメージのずば抜けて高い選手と戦ったら、普通の選手は、優勢に試合を進めていても飲まれてしまうような精神状態になるのではないだろうか。

タイトルを奪取したポンサワン戦の激闘や、最初の世界挑戦時、アゴを割られながらも最終ラウンドまで戦い抜いたことからも、八重樫選手のハートも強いことは間違いない。

今回の井岡選手と八重樫選手の試合は、技術的にもハイレベルな攻防が見られるだろうが、最終的にはハートの戦いになり、井岡選手が八重樫選手を上回る、というのが僕の予想だ。

ただ、思い入れは八重樫選手にもある。

苦労して手に入れた世界タイトル、できれば長く守って欲しいのだ。

井岡選手・八重樫選手、どちらにも思い入れがあり、応援できるこの試合、今から本当に楽しみで仕方がない。


楽しみといえば、ゲストの辰吉丈一郎選手と薬師寺保栄さんも楽しみだ。

辰吉vs薬師寺戦には熱狂したものだ(ただし、当時はボクシングの試合としては決していい試合だとは思わなかった。辰吉選手は、あの日時点の力は出し切ったと思うけど、本来の力はまったく出せていないと感じたからだ。今思えば、辰吉選手の「本来の力」は僕の思い込みだったのかも知れないけれど)。

まったくの余談だが、八重樫東(やえがしあきら)選手は、佐藤選手の世界戦の時、「やえがしあずま」とアナウンサーに言われていた。

薬師寺保栄(やくしじやすえい)さんも、世界戦に臨む葛西裕一さんのスパーリングパートナーを務めた時、日テレで「やくしじほうえい」と紹介されたことがあったな。

事実かどうかは知らないが、辰吉丈一郎(たつよしじょういちろう)選手が「たつきちいぬいちろう」(「丈」の字は本来右上に点があるから、見ようによっては「犬」に見えないこともない?)と読まれたという話に比べたら、八重樫選手や薬師寺さんの名前の間違いはまだましに思える。

プロのアナウンサーが世界王者の名前を間違えるなんて許されないことだが、八重樫選手がもっと有名になって、誰も名前を読み間違えることなんてなくなるようになるといいな。

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自己紹介:
元プロボクサー、現ボクシングファン。
最近はほとんどテレビ観戦(地上波とWOWOW)のみ。
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